新入社員から見た、モデルハウスができるまで~中編~
こんにちは!新入社員の山田 桃子です!
前編に引き続き、「企画住宅MOCHIE(モチエ)」の
モデルハウスができるまでを追っていきます!
企画型の住宅住宅MOCHIEについて詳しくは こちら
(こちらでモデルハウスの見学ご予約も承ります)
今回の中編では、建て方の終了後から
床貼り・サイディング貼り、足場解体までの
工程について順を追ってご紹介します。
間柱・金物工程
建て方が終わったら、
間柱(まばしら)や金物をいれる工程に移ります!
建て方は柱や梁などの骨組みを作る工程でした。
間柱・金物工程は…
間柱と呼ばれる細い柱や、柱や梁などの構造材を接合していく金属の留め具を入れることで、建物をさらに強くしていきます。
こちらの写真の柱の部分をご覧ください。
このように、建て方工程でできた
大まかな骨組みの間に
さらに木材を足していくのです。
斜め方向にも木材を入れることで、
地震や暴風といった水平方向からの力に
強くなります。上の写真は、間柱工程の
途中の写真ですので、この後さらに柱が増え、
お部屋ごとの仕切りも明瞭になっていきます!
金物で木材をしっかり留める、
いわゆる緊結をすることで、地震の際に
木材同士が外れて倒壊するといったことを
防ぎます。
建築現場で使用される金物には
たくさんの種類がありますが、
こうして3つ見るだけでも
形やサイズが全然違うのが分かるかと思います。
おうちが完成すると柱や金物は
見えなくなりますが、木造の建物には
このような骨組みや金物がたくさん
隠れているのです!
筋交いや金物による緊結は、
建築基準法で定められていることなので、
入れて当たり前のものではありますが、
とても重要な工程です。
床貼り工程で床を完成させる
間柱・金物工程が終わったら、
次は床貼工程に移ります。
建て方が終わり、床全体を埋め尽くすように
貼られる木の板が、床下地にあたります。
床の完成は最後にお見せしますのでお楽しみに♪
壁の下地部分を整える
床が完成したら、次は壁の下地を作る工程です!
壁の下地を作る工程は…
「下地となる面を整えて、仕上げ材を貼る」という基本的な流れは床と同じですが、それに加えてここでは、窓ガラスの取り付けについてもご説明します。
窓は、建て方が終わり、
間柱も入った後に施工されます。
サイディング(外壁)貼り
窓の施工をご紹介したところで、
外壁工事など外側の工程についても
見てみましょう!
下の写真をご覧ください。
建て方工程でできた木の骨組みに白いシートが貼られているのが分かるかと思います。
これは透湿防水シートというもので、外壁から家の中に入ってくる雨水などを「防水」しながらも、壁の中の湿度が上がって結露が起きないようにするために「湿気のみ通す」シートのことです。
こういったシートを貼ってから外壁・内壁工事に入るのが一般的です。
透湿防水シートが貼れたら、
外壁仕上げです。
今回はサイディングボードという、
仕上げ用のボードを貼っていきます。
ボードを使用する際には、目地(めぢ)とよばれる繋ぎ目が生じます。そのため、目地にもコーキングというゴムのようなものを入れて、雨水などが入り込まないように施工します!
この写真では、窓とサイディングボードの境目にコーキング材が見えますね!
そして、玄関の工事も進めていきます。
玄関扉やひさしが取り付けられていますね。
仮囲い、足場解体
ここまでできたら、いよいよ足場を解体します!
ここから先は外壁工事などの高所作業がなくなるため、約1か月現場をともにした足場とはここでお別れします。
足場を外すと、きれいな外観のお目見えです!!
ちなみに、今回のモデルハウスでは、片流れ屋根という平坦で且つ勾配があるものを採用しています!この写真をよく見てもらうと、右手から左手に向かって屋根が下がっているのが分かるかと思います。
片流れ屋根にすることで、コストが抑えられたり、一般的な三角形の屋根に比べてデッドスペース、いわゆる活用できない空間が少なく済んだりとメリットが多く、人気もあります。
シンプルな形状なので、すっきりと見えてかっこいいですね!
今回のご案内はここまで!
モデルハウス紹介~中編~でした。
次回後編は、再び内装工事に戻り、
断熱材の充填~完成までを
紹介していきます!
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